今回はオリンピックの雑学5選をお届けします。
そうだったのかと!とためになる内容なので、ぜひ最後までご覧ください。
「君が代」が文字数では一番短い国歌!
表彰式ではメダルを獲得した選手の国歌が流れますよね。
国歌の長さは国によってさまざまです。
「君が代」の演奏時間はとても短く、1分程度しかありません。
文字数はたったの32文字で、世界の国歌の中でもっとも少ないそうです。
これは、和歌の5・7・5・7・7が元になっているそうで、君が代は字余りの5・7・6・7・7ですが、一説には天文学と言霊の数を合わせてつくられたとも言われています。
日本の選手が表彰台で感涙にむせぶなか、君が代の成り立ちに思いを馳せながら観るのもいいですね。
メダル報奨金は非課税?
オリンピックでメダリストとなった選手には、JOC(財団法人日本オリンピック委員会)から報奨金が支払われます。
その額は、金メダルがなんと500万円!そして銀メダルが200万円、銅メダルで100万円となっています。
その他に各競技団体からも報奨金が出ますが、こちらは競技種目によってまちまちです。
通常、賞金や報奨金には税金がかかるのですが、オリンピックの報奨金に限っては、特別に非課税とされています。
そのきっかけとなったのは、1992年(平成4年)バルセロナオリンピックです。
当時中学生だった競泳の岩崎恭子選手が金メダルを獲得して話題となりました。
その時は課税されたので、国民から「かわいそう」との声が上がり、非課税にする検討がなされたという経緯があります。
日本の技術力!採点競技の自動採点支援システム
体操競技の技は、どんどん複雑になっていますよね!
高難度の技を正確に判定しなければいけないのですから、審判する人も大変です。
そんな難しい技を誤審なく判定するため、国際体操連盟は、富士通株式会社と共同で開発してきた体操競技の採点支援システムを次回の東京オリンピックで導入するそうです。
これは3Dレーザーセンサーを活用して、競技者の動きを計測、数値化し、ひねり回数などを正確に測定できるものです。
選手に向けたレーザーの反射光から、競技者の骨格を推定、手足の位置や関節の曲がり具合などを導き出します。
そして体の動きから技を特定し、AIを使って判定するというから驚きです。
高難易度の技はスローで観ても素人にはわかりづらく、正確に判定するには最新技術が必要になってきているんですね。
そんな動きができる人間も、もはや超人です!
古代オリンピックの総合格闘技!「パンクラチオン」
日本では10年以上前に「PRIDE」という総合格闘技の団体があり、世界の強豪を集めて一大ブームになりました。
近年では大晦日に「RIZIN」が開催され、盛り上がりつつあるのですが、古代オリンピックにも総合格闘技のような競技があったのをご存じでしょうか。
その名もパンクラチオンといい、ボクシングとレスリングを組み合わせたもので、打撃、投げ技、絞め技などほとんど何でもありのとても危険なルールとなっていたそうです。
その熱狂はすさまじく、会場となった闘技場は興奮に包まれました。
では、現代のオリンピック種目に総合格闘技が選ばれる可能性はあるのでしょうか。
実は総合格闘技は、ボクシングよりもダメージが頭に集中することがなく、またレフェリーストップもあるので、むしろ安全ではないかと言われています。
スケボーなど今までは考えられなかったような競技も出てきていますし、いつか総合格闘技もオリンピックで復活する日がくるかもしれませんね。
封印された種目たち!
過去のオリンピックには、今では考えられないような変わった種目がありました。
それでは、最後に今では見られなくなった封印された種目5つを紹介しますね。
- 綱引き
まさしく運動会みたいなルールだったそうですけど、楽しそうですね! - 水中障害物競走
パリオリンピックで1回だけ行われました。 - 鳩射撃
ホンモノの鳩を的にしていたというのですから、今では信じられないですね。 - 綱登り
とても辛そうですけどSASUKEっぽいですね。 - 立ち高跳び
身体測定みたいなイメージで、すごく地味な気がします。
おわりに
オリンピックはいろんな楽しみ方がありますが、やはり世界の平和のため、たくさんの人が熱中して盛り上がれるイベントであり続けて欲しいものですね。
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