今回は明日誰かに教えたくなる動物の雑学5選をお届けします。
日本に生息するあのカワイイ動物も登場しますので、ぜひ最後までご覧ください。
クジラはどうして潮を吹くの?
クジラといえば、頭の上から勢いよく潮を吹いて水柱ができますよね。
あの水柱は一体何なのでしょうか?
よく「クジラは海水を飲み込んで潮を吹いている」と思っている人がいますが、実は潮を吹くのは呼吸なのです!
クジラのことを魚類だと思っている人もいますが、クジラはれっきとした哺乳類です。
その証拠にエラ呼吸ではなく、他の哺乳類と同じように肺呼吸を行います。
クジラは海に住む生き物ですが、完全に海の中で生活するようには体ができておらず、定期的に水中から鼻を出して呼吸をする必要があります。
いわば潮を吹くのは人間で例えると水泳の際に息継ぎをしている状態で、その際に肺にたまっていた空気を一気に吹き出しますが、鼻の穴や体に付いた海水も巻き込んであのような状態になるのです。
ハダカデバネズミの意外な仕事
昨今YouTuberやプロゲーマーなど様々な職業がありますが、ハダカデバネズミにも個性的な仕事を持つ個体がいます。
それは赤ちゃんの布団係です!
生まれたての赤ちゃんは体温調節が上手くできないため、布団係が自分の背中に赤ちゃんを乗せて暖めているのです。
また、赤ちゃんだけではなく女王ハダカデバネズミが乗ってくることも…。
常に誰かが上に乗っているのだからかなりしんどい仕事かも知れませんね。
なお、ハダカデバネズミは階級に応じて完全に役割分担がされており、運動部もビックリする程の超縦社会です。
ですので、頂点に君臨する女王が死んでしまうなど余程のことがない限り、与えられた仕事を一生こなしていくのです。
タヌキの社交場は意外なところ!?
学校や職場、SNSなど色んなところで他の人との交流があると思います。
そこで親睦を深めたり情報交換などをしていきますが、タヌキにも情報交換する社交場があるのです。
そこは、意外なことに「トイレ」です。
タヌキは同じところに糞をする「ため糞」という習性があります。
ため糞は公衆トイレのようなもので、複数のタヌキが利用します。
ため糞にある糞からは、利用しているタヌキの健康状態やエサ場の情報などが分かり、そこからタヌキたちは生きるために必要な情報を得ています。
また、ため糞はしばしばエサを巡って争うハクビシンなどに対して、自分たちの存在を主張するマーキングとしての役割があります。
オスのライオンが群れを追われたらどうなるの?
ライオンは、1頭のオスに対し複数のメスという一夫多妻制で「プライド」と呼ばれる群れを作って生活しています。
群れの頂点に君臨している間は、メスたちがエサを取ってきてくれるため、悠々自適な生活が約束されています。
しかし、そんな生活を脅かすものが現れます。
それは、単独行動をし群れのボスの座を虎視眈々と狙うオスライオンたちです。
そのオスライオンとの戦いに負けたボスライオンは、ボスの座から陥落した挙げ句、群れから追い出されてしまいます。
さらに不幸は続き、群れを追い出されるだけでなく、自分の子どもたちは新しいボスに殺されてしまいます。
群れから追い出され自分の子どもたちも殺されてしまったオスライオンは、あてもなくさまようことに…
悠々自適な生活を守るためには、ライバルに勝ち続けなくてはならない…
オスライオンは人間が思ってる以上に大変なんですね。
最も北に住んでいるサルは?
サルの仲間はアフリカやアジア、中南米の赤道付近を中心に暮らしていますが、その中でも最も北に住んでいるのはどんなサルか知っていますか?
答えはみんながよく知っているニホンザルです。
日本人にはお馴染みのニホンザルですが、ニホンザルはサルの仲間では最も北に住んでおり、特に下北半島に住むニホンザルは「北限のサル」として世界的に有名なのです。
英語での呼び名のひとつに「snow monkey」というのがあり、そのことからもニホンザルが他のサルの仲間と比べて寒いところに暮らしていることがよく分かりますね。
また、ニホンザルは冬場に温泉につかっていますが、サルの仲間で温泉につかるのはニホンザルだけです。
確かに、他のサルは気温の高い赤道付近に暮らしているのでわざわざ熱い温泉につかる必要はないですよね。
日本人にはお馴染みの光景も、海外の人からしたらびっくりする光景のようです。
おわりに
クジラの潮吹きが、呼吸だったなんて驚きですね!
まだ他にも動物の雑学記事がありますので、ぜひご覧ください。


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